2023/01/03 18:00

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年の暮れに開店致しましたコシダ宝飾。

今年はさらに作品を製作し、発表してまいります!

フンフン!!

っと意気込んではおりますが、いかんせん

正月休みで体が怠けてますので、

お仕事始め前のトレーニングを兼ねて、

ワタクシが考案した、ロウ付けの練習を

ご紹介いたします。

それがコレ!!!???(。´・ω・)?



なんだろな?

これは真鍮の棒を、ロウ付けしてつなげたものです。

ロウ付け設備のある方なら、簡単にできますので、

お試しください。ではやり方をば…

使う材料は、真鍮の丸棒Φ1.0mm

(ホームセンターで手に入りますね♫)

これだけです。

比較用に爪楊枝の頭と一緒に

撮ってみました。細いですね。



これをニッパーで適当にパチンパチンと切っていきます。

(だいたい10mm弱で、ニッパーの向きも気にせず

切っていきます)




切り口も平らな方や、尖がっている方など適当です。

この適当さが、ロウ付けの難易度をあげてくれます…。(;゚Д゚)

これを一本だけ、「第三の手」と言う道具のピンセットで挟みます。



コシダ宝飾オリジナル?の第三の手です。

使い勝手が良いかは…。

まぁ使えるのでヨシとしましょう。

ピンセットの先端に真鍮丸棒を挟みました。



別の真鍮棒をピンセットで持ち、

フラックス(酸化防止剤)をブスっと着けます

ここも適当です。



この先端に、ロウ材(銀ロウ5分)をくっつけます。

先端がフラックスで濡れているので、

ロウ材がピタッとくっつきます。



このロウ材をバーナーで溶かします。



溶けました。

いよいよここから連結ロウ付けです!!

棒と棒を寄せながら、バーナーの火加減や

距離などを考慮しながらロウ付けします。



くっつきました!

ってまだ一本目。しかもズレズレ。

自分でやるときは、ズレズレの方が難易度が上がるので

問題ないです♪



ここから、最初にお話しした、

先端が尖がっていることが、

ロウ付けを難しくすることになってきます。



あちゃ~

両方尖がっているので、

接地面が少なくなってしまうのです。

ちょっとでも火のあたり具合が悪ければ、

ここですぐに折れてしまいます!!

でもそれが面白いんですけどね。(マニアック)



っとまぁ何本かロウ付けしてつなげてみました。

あとは心のおもむくまま、

つなげ続ければいいのですが、

お仕事はじめとしては、もう充分かなと思ったので、

ここまでにしました。

会社の同僚や、学校のお友達同士でジェンガみたいに

かわりばんこにやると、「ロウ付けジェンガ」が

出来ますよ('ω')

ロウ材も内緒で7分を使ったりして

邪魔をするとなおヨシです。

今回はだいぶマニアックなお話しでした。

動画はロウ付けの工程です。

わざと折れそうにしてありますよ~(;^ω^)

注:音あり!!バーナーの音がうるさいです